父との思い出と健康の大切さに気づいた幼児時代
私は私と父と母と弟の4人家族でした。 その中でも父は私によくかまってくれました。
父と相撲とったり、ゲームを一緒に遊んでもらったり、おしゃべりしてもらったり、とても楽しかったです。
しかし、私はしょっちゅう熱出して休むような子。体が弱かったのです。
母方のおじいさんおばあさん、東京のおじさんの家に泊まりに行こうと決まった時、
「行ったことないので楽しみ!」
私はとてもワクワクしていたのですが、当日に体調崩してしまいました。その時に父と二人になってしまって、一生懸命、父が看病してくれたのを覚えています。
「健康って大事だなぁ。周りに迷惑かけないようにしないと」と幼いながら思ったのです。
決められたレールを歩かされた学生時代
高校受験をする際、遊んでばっかりで成績が落ちていきました。
それを見かねた母からは
「お友達とは遊んじゃいけません!」と言われ、お友達から電話がかかってきても、母親に電話切られるようになってしまいます。
母は厳しい人で常に私を監視していました。 そんな母は私は好きじゃありませんでした。
先生も親も「そこに行きなさい」とオススメされるのは、自分の行きたい高校じゃないところ。私はすごく嫌だったのでなんとか別の高校に行こうとしました。
でも、行きたい高校には成績が追いつかない。
結局、決められたレールの上を歩かされた高校は最悪でした。 クラスには馴染めず、やめたいとずっと思っていました。
一人も友達もできず、弁当も一人で食べているといった、つらい高校時代でした。
はじめて自分で決断した専門学校時代
高校を卒業した私は専門学校に行きました。
臨床検査技師になりたいと両親に相談するものの、「家から出るのは絶対駄目!」って言われて、直感を信じて「じゃあ、ここでいいじゃん!」と私が指を指した専門学校です。
でも、同級生とも気が合う友達が多かったし、何よりもたくさんの人たちとお話できたことで、自分が想像していたよりも楽しく過ごせました。
生徒だけじゃなくて、先生ともよく会話をし、職員室に行って座っておしゃべりしている生徒でした。
「テスト問題作ってんだよねぇ」って先生に話かけて、「見るんじゃないよ」と笑いながら過ごせる素敵な学校生活でした。
自分軸を損なうと大切なものも失われていく
専門学校の先生たちには「パソコンのインストラクターにしてよ~!」ってよく言っていたので、先生たちからも「いいよ」と内定をもらっていましたが、なんと父と母が「H製作所に勤めなさい」と言ってきたのです。
学校側としても「学校の実績がほしい」と言われ、地元の安定企業に入れるならそれが良いという筋書きができあがっていました。
自分は正直どっちに行ったらいいか悩み、結局、時間と周りの意見に流されてH製作所に行ってしまいました。
就職した後、出会いがあり、23で結婚。
製作所では先輩方にいじめられていたこともあり、夫の地元である九州に生活の基盤を移すことに。
ところが夫が強迫性障害+境界性パーソナリティ障害という病気になってしまいました。強迫性障害とは精神的な病気で、何でも確認しないと気が済まないというものです。
そうなってしまうと、支える周りも大変。
段々介護疲れのような状態になっていったので
「実家に少し帰ってもいい?」
と切り出すと、
「いいよ」
と言ってくれました。
しかし、実家に帰った私に辛い結果が待っていました。
帰ったら夫が首吊って自殺してしまったのです。
「私のせいだ」って何度も自分を責めました。
どんどん私の精神もおかしくなっていくのを感じられました。
夫がなくなった場所はちょっとトラウマです。いまでも近づきません。
忙しいは心を無くし、身体も壊す
夫が亡くなってから、そのままでは生きていけないのでIT関係の仕事に就きました。
プログラミングのサポート業務で、バグがないかテストしてもらったり、動くかどうかをチェックしていました。
この仕事はとにかく時間のかかる仕事で、朝9時から始まり、24時過ぎないと帰れない。
夫が亡くなった悲しさを考えられないくらい忙しかったのは良かったですが、忙しすぎて今度は精神だけでなく、身体も崩してしまうようになってしまったのです。
一体誰の人生を生きているのか?自分に問いただす
そんな私を支えてくれる2番目の夫と出会い、32の時に再婚。
結婚した直後は、楽しく生活できていたのですが、
余裕が出てきた反動で、「自分の人生って生きているのかな?」と感じるようになってきたのです。
働いて、家事をして、夫を支えて…
そんな毎日を繰り返して、一体誰の人生を生きているんだろう…と考えるようになったのです。
元々、私は不器用だけど、物を作るのがなんか好き。
クオリティを保つのは難しいけど、おじいちゃんが大工だったこともあるからなのか、不器用でも作れるものってないのかなーって思って探したりしていました。
そんな時に見つけたのが壁紙のデザイナーの仕事。
元々、派遣だったので、正社員になれるならと思って入りました。
覚悟を持って自分の道を信じる
壁紙のデザイナーをはじめてからは、初の女性管理職か~?!と言われるくらいの活躍をし、毎日ワクワクしながら働いていました。
しかし、そんな矢先、夫のお母さんが認知症になってしまったのです。当然、全員集まって家族会議。
夫からは
「仕事やめて、お母さんの面倒見てほしい。」
「お父さんも仕事しているし、俺も仕事している。仕事やめるの当たり前じゃん?」
って言われて違和感。
「あぁ、またか」
やりがいを感じていたこの仕事をやめたら、自分の生きている感じがしない。
ここで私は
「私、やめられないです。」
たぶん人生で初の覚悟を持った決断を自分の意志で言いました。
「そんな嫁いらない」
と当然、義理のお父さんも怒ります。
泣きじゃくる私が両親に相談したら
「じゃあ、返してもらおうじゃないか!」と結局、42の時に離婚となりました。
オーラとの出会い
デザインの仕事を続ける中で、オンラインで熊本のお客さんと打ち合わせをしていた時、突然オーラが見えるようになりました。
相手はスピリチュアルの方で、オーラの見える方でした。
何度も打ち合わせをさせていただいていたのですが、今日はいつもと見える景色が違う。
「いつもと様子が違うね。虹が見えるんだよね」
って私が言うと
「それってオーラが見えてるんじゃないの?」ってというのです。
確認もしてもらいましたが、先生にもまったく同じオーラが見えていました。
半信半疑でしたが、私は
「いろんな人のオーラ見てみたい。」
と興味を持ち、いろんな方を見てみるのですが…他の人は見えない。
「どうしたら良いの?」って、その先生に相談したら
「オーラを見る能力が開花しているけど、見方がわかっていないからだねー。」
とオーラを見るスイッチを入れる訓練をし、いろんな人のオーラが見えるようになりました。
正直、興奮しました。
「この人ってこんなオーラなんだ!」
「この人ってこういう人なんだ」
「今、すごく疲れてるな、何かできないかな」
目に見えない世界が見えるようになって、今までと違う世界に飛び込んだような感覚でした。
昔、ブログを見て「そういうのが見える人がいるんだな」って思って憧れていたので、夢がかなったんだと思いました。
オーラが見えるようになって変わったこと
オーラが見えるようになって、緊急のご依頼が入りました。
「緊急の悩みが出てきて、2~3日中にお願いしたい」と。
相手は年齢40代半ばの女性で、国の税務などに関わる中間管理職の方だった。
お金はとても細かい仕事だし、外国の出張も多く、上からの圧力、下からの圧力もあって、ストレスを溜めやすい環境でした。
オーラを見て、現状を聞いて
「今の状況はわかった。相手の感情は変えられないよね。相手はきっとそう思ってると自分が思ってるだけかもしれないよね」
と伝えると、自分の大切にしている軸で大きな気付きがあったのか、パーッと顔が明るくなりました。
ここから自分もこの仕事をやっていこうと強く思えたのです。
最後に
オーラに良い悪いはないのですが、その人らしい生き方をされていない方のオーラは、くすんで輝きもなくオーラもとても小さいのです。
しかし、その人らしいオーラへと変化を遂げた時、ピカピカと輝くオーラと共に自信に溢れ笑顔が素敵になった時のオーラは、本当に美しく輝いています。
私自身が、子供の頃からマイナス思考で、オーラもとてもくすんだ状態での生活が長かったので、過去の私のように生きづらい毎日を送っている方が少しでも、ほっとして楽に生きられるようになるようなカウンセリングを提供していきたい!
自分軸で生きられない、良きパートナーに出会えない、そんな悩みを抱えた方に人生を楽しく生きてもらう事を知って欲しいと、オーラ美こころ協会を設立しました。
私自身が、他人軸から自分軸で生きられるようになり、セルフコミュニケーションもうまく出来るようになり、生き方が180度変わってからは、まるで別人に生まれ変わったかのように毎日が楽しくなりました。
心の状態を詳しく知りたいと思った頃、日本ハピラボ協会の代表の伊藤やすお先生と出会いがあり、心理学を学びセルフコミュニケーション心理カウンセラーの資格を取得。
心理学を学んでからは、さらに心が変わり、冷静にその都度の状況の判断も出来るようになってきました。自分自身の体験で得たことや、学びで得たこと、そして私の見ているオーラの世界を伝え、あなたらしく生きていけるようなサポートをしています。
うまくいっている人がなぜうまくいくのか?それは心が良い状態だからです。少しでも多くの方が、そんな心が良い状態になってもらえたら嬉しいなと思います。
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